不動産業者さんに資料請求をするとほとんどの場合、下記のような通称「マイソク」という販売用チラシを送ってきます。
これ1枚で物件概要や間取り等の基本的な情報が把握できるようになっています。
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販売チラシには概ねポジティブな情報しか記載されていないことが多いので、細かな情報も見逃さないことが肝要です。
例えば、
・建ぺい率・容積率がオーバーしていないか
・土地は借地権でなく所有権であるか
・接道状況や部屋の向き
・空き部屋の状況
・中古物件であれば大規模修繕の有無
・建築違反の有無や問題点等のネガティブな情報
上記は必ず記載されているわけではないので、不明であれば業者さんに確認しましょう。
チラシの情報だけでは分かりにくいケース
・表面利回りは高いが、空室が多くて実際には5割しか稼動していなかった。
・見かけの土地面積は広いが、路地状敷地であったり、のり地部分が多くて建築できない土地が含まれていた。
◆ チラシを見て興味がある物件であれば、さらにレントロール(各部屋ごとの賃料表)などの資料を取り寄せることもできますが、謄本や公図といった資料については、売主さん側も商談が具体的になってからでないと出したがらないので、物件を見学した後、さらに検討できるようであれば請求するようにしましょう。